9月下旬から10月上旬に大流行のピークを迎えるとされている新型インフルエンザ。ちょうど秋の行楽シーズンと重なることもあり、患者塾に参加した女性からは「北海道旅行を予定しているが、飛行機に乗ったり、バス旅行は極力やめたほうがいいか」という率直な質問が寄せられた。
北九州市立八幡病院副院長の伊藤重彦さんは「家でじっとしている以外には新型インフルエンザにかからない保証はないので、旅行しても構わない」と回答。飛行機やバスに乗る場合は閉鎖された空間に長時間いることになるため、「マスクは絶対にしておいたほうがいい。特に咳(せき)をしている人は必ずマスクをするように」と注意を呼び掛けている。
一方、うがいは効果がないと言われる理由について「ウイルスが付くと約30分で粘膜から体内に吸収され、24時間以内に100万倍になる。『この人咳いっぱいしていて嫌だな』と思った時は5分後ぐらいにうがいをすればウイルスを減らす効果はある。自宅に戻ってからのうがいは、外出から30分以内でなければ効果はなかなかない」と説明する。
国民の2〜3割がかかると想定されているだけに、伊藤さんは「熱が出てインフルエンザのような症状が出たら、ほとんどは新型だと考えて用心することが大事。他の人に感染を広げないためには発症してから最低でも1週間プラス1日休む必要があるが、熱が出てから休むのではなく、何となく嫌な予感がしたら休むようにしてほしい」と話している。
2009年10月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

