マスクについてはフィルターの数や寸法のほかペーハー値などで不合格となる製品が見られた。このほか同局は防護服や消毒液についても検査を実施。すると防護服に関しては20製品のうち不合格率が40%に達した。また消毒液では20製品のうち不合格となったのは10%だった。あわせて同局は不合格となったメーカー名や商品名も発表した。
2009年10月02日
新型インフルエンザ:マスク50%不合格−山西省
世界的に流行が懸念されている新型インフルエンザに絡み、山西省質量監督局は9月14日にマスク12製品の安全性を検査したところ6製品で不合格となった発表した。9月15日付で山西晩報が伝えた。
マスクについてはフィルターの数や寸法のほかペーハー値などで不合格となる製品が見られた。このほか同局は防護服や消毒液についても検査を実施。すると防護服に関しては20製品のうち不合格率が40%に達した。また消毒液では20製品のうち不合格となったのは10%だった。あわせて同局は不合格となったメーカー名や商品名も発表した。

マスクについてはフィルターの数や寸法のほかペーハー値などで不合格となる製品が見られた。このほか同局は防護服や消毒液についても検査を実施。すると防護服に関しては20製品のうち不合格率が40%に達した。また消毒液では20製品のうち不合格となったのは10%だった。あわせて同局は不合格となったメーカー名や商品名も発表した。
新型インフル 感染したら・・・症状軽ければ自宅療養
新型インフルエンザの流行が本格化し、10月にも第1波のピークが来ることが予想されている。感染してもほとんどの人は軽症のまま回復するとみられるが、妊婦や乳幼児のほか、呼吸器系の病気や糖尿病などの持病のある人は、重症化する恐れがある。自分や家族に症状が出たら、どう行動すべきなのか。対処法をまとめた。
この時期に38度前後の熱が出たり、頭痛やのどの痛みなどを覚えたら、まずは新型インフルエンザへの感染を疑う必要がある。8月中旬までは、県内各地の県立病院などに設けられた「発熱外来」で診察を受けることになっていたが、現在はすべての病院で受診できるようになっている。
ただ、受診の際には、ほかの人にうつさないよう配慮が必要だ。事前に医療機関へ電話し、来院時間の指示に従う。大きな病院よりも、近くのかかりつけ医を選びたい。どこへ行ったら良いか分からない場合は、最寄りの保健所に問い合わせれば紹介してくれる。
今の流行状況では、簡易検査で「A型」と判定されれば、新型インフルエンザの可能性が高い。当初は、A型判定の患者に遺伝子検査を行って、新型かどうかを特定していた。しかし、治療法が季節性インフルエンザと変わらないため、現在は、学校や職場での集団感染の場合などにしか遺伝子検査は行われない。
感染が確認されると、タミフルやリレンザなどウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬が処方される。
家族への対策を
新型インフルエンザにかかった時はどうすればよいのか。岩手医大の桜井滋・感染症対策室長は「腎臓病や心臓病、糖尿病、ぜんそくなどの基礎疾患がなく、症状も軽ければ、自宅療養が基本」と説明する。
妊婦や乳幼児のほかに、持病もないという人については、症状が微熱程度で頭痛などもなければ、常備薬の解熱剤や総合感冒薬などを飲んで安静にし、経過を見ていれば良い。自宅療養の際は、家族への感染防止も大切になる。部屋に余裕があれば、患者の寝室を分け、マスクを着用してもらい飛沫(ひまつ)感染を防ぐ。看病する家族もマスクが必要。家族全員でうがいや手洗いを励行する。トイレのドアノブや手すり、スイッチなどの自宅の共用部分は、消毒液をしみこませたペーパータオルなどでこまめにふき取るのも効果的だ。
新型インフルエンザは、ほとんどの人が免疫を持っていないため、感染力が強い。厚生労働省は「外出するのは、発症から1週間程度して、症状がなくなってから」と呼びかけている。
基礎疾患がある人、妊婦や小さな子どもは重症になる危険性がある。発症時の対応について事前に主治医やかかりつけ医と相談しておくことが大切だ。
この時期に38度前後の熱が出たり、頭痛やのどの痛みなどを覚えたら、まずは新型インフルエンザへの感染を疑う必要がある。8月中旬までは、県内各地の県立病院などに設けられた「発熱外来」で診察を受けることになっていたが、現在はすべての病院で受診できるようになっている。
ただ、受診の際には、ほかの人にうつさないよう配慮が必要だ。事前に医療機関へ電話し、来院時間の指示に従う。大きな病院よりも、近くのかかりつけ医を選びたい。どこへ行ったら良いか分からない場合は、最寄りの保健所に問い合わせれば紹介してくれる。
今の流行状況では、簡易検査で「A型」と判定されれば、新型インフルエンザの可能性が高い。当初は、A型判定の患者に遺伝子検査を行って、新型かどうかを特定していた。しかし、治療法が季節性インフルエンザと変わらないため、現在は、学校や職場での集団感染の場合などにしか遺伝子検査は行われない。
感染が確認されると、タミフルやリレンザなどウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬が処方される。
家族への対策を
新型インフルエンザにかかった時はどうすればよいのか。岩手医大の桜井滋・感染症対策室長は「腎臓病や心臓病、糖尿病、ぜんそくなどの基礎疾患がなく、症状も軽ければ、自宅療養が基本」と説明する。
妊婦や乳幼児のほかに、持病もないという人については、症状が微熱程度で頭痛などもなければ、常備薬の解熱剤や総合感冒薬などを飲んで安静にし、経過を見ていれば良い。自宅療養の際は、家族への感染防止も大切になる。部屋に余裕があれば、患者の寝室を分け、マスクを着用してもらい飛沫(ひまつ)感染を防ぐ。看病する家族もマスクが必要。家族全員でうがいや手洗いを励行する。トイレのドアノブや手すり、スイッチなどの自宅の共用部分は、消毒液をしみこませたペーパータオルなどでこまめにふき取るのも効果的だ。
新型インフルエンザは、ほとんどの人が免疫を持っていないため、感染力が強い。厚生労働省は「外出するのは、発症から1週間程度して、症状がなくなってから」と呼びかけている。
基礎疾患がある人、妊婦や小さな子どもは重症になる危険性がある。発症時の対応について事前に主治医やかかりつけ医と相談しておくことが大切だ。
新型インフル 感染したら・・・妊婦・乳幼児 重症化の恐れ
子どもの場合は、別表を参考に、症状の変化に注意を払いたい。急速に症状が進む急性脳症にも注意する必要がある。県保健衛生課は「一部の強い解熱剤は脳症を重くさせるので、薬は医師が処方したものを服用してほしい」と話す。
妊産婦の場合は、産科医院では、院内感染を防ぐ意味から新型インフルエンザの患者を受け入れないため、かかりつけ産科医の指示に従い、紹介先の医療機関に電話した上で受診する。
腎不全など腎機能が低下している透析患者は、微熱などの症状が少しでもあったら、透析室に入る前に症状を伝える。いずれも、他の患者への感染を防ぐためだ。
妊産婦の場合は、産科医院では、院内感染を防ぐ意味から新型インフルエンザの患者を受け入れないため、かかりつけ産科医の指示に従い、紹介先の医療機関に電話した上で受診する。
腎不全など腎機能が低下している透析患者は、微熱などの症状が少しでもあったら、透析室に入る前に症状を伝える。いずれも、他の患者への感染を防ぐためだ。
新型インフル 感染したら
10月下旬からワクチン接種が始まれば、新型インフルエンザに対する免疫を持つ人が増えるようになり、大流行も終息に向かうと思われます。
でも、感染からわが身を守るには、日頃の心がけが一番。せきやくしゃみのしぶきは2メートル程度飛ぶと言われますが、マスクを着用すれば飛沫(ひまつ)感染を防ぐことができます。帰宅後もうがいと手洗いを忘れずに。それが習慣化できれば新型ばかりでなく季節性インフルエンザや風邪の防止にもなります。
対策のポイント(県の「受診の手引き」より)
・初期症状は、急な発熱、のど痛、頭痛、関節や筋肉痛など
・前もって受診する病院を決めておく
・病院に行く前に電話を入れる
・熱が下がってから2日間、症状が出てから8日間は外出を控える
でも、感染からわが身を守るには、日頃の心がけが一番。せきやくしゃみのしぶきは2メートル程度飛ぶと言われますが、マスクを着用すれば飛沫(ひまつ)感染を防ぐことができます。帰宅後もうがいと手洗いを忘れずに。それが習慣化できれば新型ばかりでなく季節性インフルエンザや風邪の防止にもなります。
対策のポイント(県の「受診の手引き」より)
・初期症状は、急な発熱、のど痛、頭痛、関節や筋肉痛など
・前もって受診する病院を決めておく
・病院に行く前に電話を入れる
・熱が下がってから2日間、症状が出てから8日間は外出を控える
新型インフルエンザ・・・旅行にマスクは必携、熱が出る前でも休む
9月下旬から10月上旬に大流行のピークを迎えるとされている新型インフルエンザ。ちょうど秋の行楽シーズンと重なることもあり、患者塾に参加した女性からは「北海道旅行を予定しているが、飛行機に乗ったり、バス旅行は極力やめたほうがいいか」という率直な質問が寄せられた。
北九州市立八幡病院副院長の伊藤重彦さんは「家でじっとしている以外には新型インフルエンザにかからない保証はないので、旅行しても構わない」と回答。飛行機やバスに乗る場合は閉鎖された空間に長時間いることになるため、「マスクは絶対にしておいたほうがいい。特に咳(せき)をしている人は必ずマスクをするように」と注意を呼び掛けている。
一方、うがいは効果がないと言われる理由について「ウイルスが付くと約30分で粘膜から体内に吸収され、24時間以内に100万倍になる。『この人咳いっぱいしていて嫌だな』と思った時は5分後ぐらいにうがいをすればウイルスを減らす効果はある。自宅に戻ってからのうがいは、外出から30分以内でなければ効果はなかなかない」と説明する。
国民の2〜3割がかかると想定されているだけに、伊藤さんは「熱が出てインフルエンザのような症状が出たら、ほとんどは新型だと考えて用心することが大事。他の人に感染を広げないためには発症してから最低でも1週間プラス1日休む必要があるが、熱が出てから休むのではなく、何となく嫌な予感がしたら休むようにしてほしい」と話している。
北九州市立八幡病院副院長の伊藤重彦さんは「家でじっとしている以外には新型インフルエンザにかからない保証はないので、旅行しても構わない」と回答。飛行機やバスに乗る場合は閉鎖された空間に長時間いることになるため、「マスクは絶対にしておいたほうがいい。特に咳(せき)をしている人は必ずマスクをするように」と注意を呼び掛けている。
一方、うがいは効果がないと言われる理由について「ウイルスが付くと約30分で粘膜から体内に吸収され、24時間以内に100万倍になる。『この人咳いっぱいしていて嫌だな』と思った時は5分後ぐらいにうがいをすればウイルスを減らす効果はある。自宅に戻ってからのうがいは、外出から30分以内でなければ効果はなかなかない」と説明する。
国民の2〜3割がかかると想定されているだけに、伊藤さんは「熱が出てインフルエンザのような症状が出たら、ほとんどは新型だと考えて用心することが大事。他の人に感染を広げないためには発症してから最低でも1週間プラス1日休む必要があるが、熱が出てから休むのではなく、何となく嫌な予感がしたら休むようにしてほしい」と話している。
高島屋が新型インフル対策売り場 保存用食品やマスク、ほぼ全店で
高島屋は9日から、流行拡大が予想される新型インフルエンザ対策の商品をそろえた売り場をほぼ全店で展開する。保存用食品や感染を防ぐマスクや消毒剤など予防用品が対象。百貨店は高額品が中心だが、新型インフルエンザ向けなど日常的な消費ニーズを拡充し、集客増につなげる。
全国各店の食品やリビングなどのフロアにインフル対策と銘打った専用売り場を設ける。感染を避け外出を控える人に向けた保存用食品はグループ全20店で販売。缶詰のような通常の保存食だけでなく、ラーメンやうどん、カレー、おこわ、親子丼などのレトルトや真空パックをまとめてセット売りする。価格は3150〜10500円。
全国各店の食品やリビングなどのフロアにインフル対策と銘打った専用売り場を設ける。感染を避け外出を控える人に向けた保存用食品はグループ全20店で販売。缶詰のような通常の保存食だけでなく、ラーメンやうどん、カレー、おこわ、親子丼などのレトルトや真空パックをまとめてセット売りする。価格は3150〜10500円。
マスク・消毒液増産、メーカー大忙し 新型インフル流行
新型の豚インフルエンザが全国的な流行期に入ったことを受け、マスクや消毒液のメーカー各社は需要増に対応するため、増産を急いでいる。
マスク製造大手の白元は、中国・深セン(センは土へんに川)にある工場で9月にライン増設を完了し、今年度中にマスクの生産量を昨年の3倍に引き上げる計画。「こんな早い段階で流行期入りすると思っていなかった。先週から顧客から問い合わせが一気に増えており、対応を急ぎたい」と広報担当者。
育児用品最大手のピジョンは工場の稼働率を上げ、哺乳(ほにゅう)びんなどの消毒液の生産を今月から前年比3〜5割増にした。新型インフルエンザは、乳幼児が感染すると重症化するおそれが大きいと指摘される。「販売動向を見て増産対応を考える」という。
日用品大手のユニ・チャームの岡山市にある関連工場でも4月末から24時間体制でマスクを製造。今秋から来年3月までのマスクの供給量を昨年比の3倍に高める方針だ。広報担当者は「流行期入りの時期がどうであれ、メーカーとして最大限の供給責任を果たしたい」という。
日用品大手のライオンは5月以降、ハンドソープの生産量を順次増やし、今秋以降の供給量を昨年の2倍に引き上げるという。
マスク製造大手の白元は、中国・深セン(センは土へんに川)にある工場で9月にライン増設を完了し、今年度中にマスクの生産量を昨年の3倍に引き上げる計画。「こんな早い段階で流行期入りすると思っていなかった。先週から顧客から問い合わせが一気に増えており、対応を急ぎたい」と広報担当者。
育児用品最大手のピジョンは工場の稼働率を上げ、哺乳(ほにゅう)びんなどの消毒液の生産を今月から前年比3〜5割増にした。新型インフルエンザは、乳幼児が感染すると重症化するおそれが大きいと指摘される。「販売動向を見て増産対応を考える」という。
日用品大手のユニ・チャームの岡山市にある関連工場でも4月末から24時間体制でマスクを製造。今秋から来年3月までのマスクの供給量を昨年比の3倍に高める方針だ。広報担当者は「流行期入りの時期がどうであれ、メーカーとして最大限の供給責任を果たしたい」という。
日用品大手のライオンは5月以降、ハンドソープの生産量を順次増やし、今秋以降の供給量を昨年の2倍に引き上げるという。
マスク 保湿対策にも
秋になると、夏に比べて空気中の水分が半減する。外気に触れる肌の角質層からは、外気の湿度に応じて水分が蒸発するため、空気が乾燥すると、肌もカサカサになる。
特に代謝の落ちた高齢者の場合、かゆみや湿疹(しっしん)に悩まされやすい。弱った皮膚を爪でかきむしる人も多い。
高齢者介護施設では秋ごろから、利用者の肌に保湿剤を塗ったり、感染症対策と合わせて施設内の湿度を下げないように加湿器を導入したりする施設が目立つ。
広島市佐伯区のデイサービスセンター石内慈光園では、看護師が入浴時に肌の状態をチェック。肌が乾燥しがちな利用者には、お風呂上がりに市販の保湿剤を塗っている。担当者は「カサカサなどの不快感から解放されるので利用者にも好評です」と話す。
口や鼻の内部も外気に触れると乾燥しやすい。口腔(こうくう)内が冷えて乾燥すると、風邪を引く原因にもなる。
東邦大学医学部教授の小林寅てつ(いんてつ)(てつの字は吉吉)さんは、乾燥対策としてマスク利用を勧める。「冷たい外気が直接入らず、呼気で満たすため、口やのどの内部の湿度が保たれる。せきが出やすい人やぜんそく患者など、のどが弱い人には有効」と語る。
最近のマスクは、花粉症やウイルス対策として上部に金属が入ったタイプが登場。金属を鼻の形状に合わせて変形させて皮膚とのすき間が生じないようにすると、保湿効果は高いという。
花粉やウイルス対策の場合、マスクの外側に花粉やウイルスが付着するため、使い捨てが推奨されている。保湿効果を期待するなら「息苦しくない限り、使い続けて構わない」(小林さん)という。ただし、インフルエンザ予防としてのマスクは万能ではないとされ、過信は禁物だ。
特に代謝の落ちた高齢者の場合、かゆみや湿疹(しっしん)に悩まされやすい。弱った皮膚を爪でかきむしる人も多い。
高齢者介護施設では秋ごろから、利用者の肌に保湿剤を塗ったり、感染症対策と合わせて施設内の湿度を下げないように加湿器を導入したりする施設が目立つ。
広島市佐伯区のデイサービスセンター石内慈光園では、看護師が入浴時に肌の状態をチェック。肌が乾燥しがちな利用者には、お風呂上がりに市販の保湿剤を塗っている。担当者は「カサカサなどの不快感から解放されるので利用者にも好評です」と話す。
口や鼻の内部も外気に触れると乾燥しやすい。口腔(こうくう)内が冷えて乾燥すると、風邪を引く原因にもなる。
東邦大学医学部教授の小林寅てつ(いんてつ)(てつの字は吉吉)さんは、乾燥対策としてマスク利用を勧める。「冷たい外気が直接入らず、呼気で満たすため、口やのどの内部の湿度が保たれる。せきが出やすい人やぜんそく患者など、のどが弱い人には有効」と語る。
最近のマスクは、花粉症やウイルス対策として上部に金属が入ったタイプが登場。金属を鼻の形状に合わせて変形させて皮膚とのすき間が生じないようにすると、保湿効果は高いという。
花粉やウイルス対策の場合、マスクの外側に花粉やウイルスが付着するため、使い捨てが推奨されている。保湿効果を期待するなら「息苦しくない限り、使い続けて構わない」(小林さん)という。ただし、インフルエンザ予防としてのマスクは万能ではないとされ、過信は禁物だ。
亀梨マスクでけい古、インフルで厳戒初日
KAT-TUN・亀梨和也(23)、関ジャニ8・渋谷すばる(27)、NEWS・手越祐也(21)らが出演する東京・帝国劇場の舞台「ドリームボーイズ」が4日、開幕した。ジャニーズ事務所では、NEWSのメンバー・山下智久(24)と錦戸亮(24)が“インフルエンザ騒動”に巻き込まれたこともあり、劇場側も厳重なウイルス対策。亀梨らキャスト陣はマスク姿でけい古を重ねて、この日の本番を迎えた。
04年から恒例となっているジャニーズ軍団の人気舞台「ドリームボーイズ」。亀梨は初演から連続出演しているが、主演の今年は関ジャニ8・渋谷&NEWS・手越との強力トリオを結成した。
ただ、NEWSといえば、山下と錦戸がインフル感染でダウンしたばかり。亀梨自身も8月30日の日本テレビ系「24時間テレビ」では、山下との特別ユニット「修二と彰」としてヒット曲「青春アミーゴ」を熱唱し“濃厚接触”していた。
そうしたこともあり、これ以上ウイルスを蔓延(まんえん)させないためにも、約1800人のファンが集まる帝国劇場では“厳戒態勢”が敷かれた。入り口やトイレには消毒液を設置し、200人いるスタッフ全員にマスク着用が義務づけられた。さらに同劇場では、出演者に38度の熱が出た場合、休ませることを検討している。
念のために亀梨、渋谷、手越も事前に検査を受けたが、そろって陰性。開演前の会見では、亀梨が「予防でけい古中はマスクしながらやってましたし(消毒液を)シュッシュもして、うがいもしてました」と“見えざる敵”への対策万全をアピール。けい古場でも、セリフをしゃべったり歌ったりしないシーンでは、できる限りマスクを着用していたという。
舞台「ドリームボーイズ」といえば、毎年アクロバティックなステージでファンを魅了。今年の亀梨にはフライングが計18回もあり、総滞空時間は24分間で過去最長を更新しているだけに「今回はすごく進化してると感じてます。非現実的世界を感じて欲しい」と自信たっぷり。本番ではインフル猛威もなんのといわんばかりに、劇場内を飛び回っていた。
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04年から恒例となっているジャニーズ軍団の人気舞台「ドリームボーイズ」。亀梨は初演から連続出演しているが、主演の今年は関ジャニ8・渋谷&NEWS・手越との強力トリオを結成した。
ただ、NEWSといえば、山下と錦戸がインフル感染でダウンしたばかり。亀梨自身も8月30日の日本テレビ系「24時間テレビ」では、山下との特別ユニット「修二と彰」としてヒット曲「青春アミーゴ」を熱唱し“濃厚接触”していた。
そうしたこともあり、これ以上ウイルスを蔓延(まんえん)させないためにも、約1800人のファンが集まる帝国劇場では“厳戒態勢”が敷かれた。入り口やトイレには消毒液を設置し、200人いるスタッフ全員にマスク着用が義務づけられた。さらに同劇場では、出演者に38度の熱が出た場合、休ませることを検討している。
念のために亀梨、渋谷、手越も事前に検査を受けたが、そろって陰性。開演前の会見では、亀梨が「予防でけい古中はマスクしながらやってましたし(消毒液を)シュッシュもして、うがいもしてました」と“見えざる敵”への対策万全をアピール。けい古場でも、セリフをしゃべったり歌ったりしないシーンでは、できる限りマスクを着用していたという。
舞台「ドリームボーイズ」といえば、毎年アクロバティックなステージでファンを魅了。今年の亀梨にはフライングが計18回もあり、総滞空時間は24分間で過去最長を更新しているだけに「今回はすごく進化してると感じてます。非現実的世界を感じて欲しい」と自信たっぷり。本番ではインフル猛威もなんのといわんばかりに、劇場内を飛び回っていた。
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児童らマスク付け鑑賞 新型インフルエンザを警戒
小学生を対象にした劇団四季によるミュージカル「人間になりたがった猫」(舞台芸術センターなど主催)が7日、青森市堤町1の市文化会館で上演され、市内の小学校45校の6年生たちは、新型インフルエンザを警戒してマスク姿で鑑賞した。
市内の小学校では学級閉鎖が相次いでおり、参加予定だった1校は、他の学年で学級閉鎖があったため観劇を中止した。劇団側もロビーに消毒用のアルコールスプレーを設置。閉幕後にある俳優らによる恒例の観客お見送りは中止された。
6年生18人が訪れた同市立合浦小学校の工藤寛之教諭(42)は、「マスクは各自で用意するよう呼びかけてきた。きちんと対策を取り、芸術鑑賞の機会が少ない児童に本物の演劇を見せたい」と話していた。
市内の小学校では学級閉鎖が相次いでおり、参加予定だった1校は、他の学年で学級閉鎖があったため観劇を中止した。劇団側もロビーに消毒用のアルコールスプレーを設置。閉幕後にある俳優らによる恒例の観客お見送りは中止された。
6年生18人が訪れた同市立合浦小学校の工藤寛之教諭(42)は、「マスクは各自で用意するよう呼びかけてきた。きちんと対策を取り、芸術鑑賞の機会が少ない児童に本物の演劇を見せたい」と話していた。
入り口に消毒液、マスク…投票5回・5色の用紙も
衆院選の選挙戦最終日となった29日、各自治体の選挙管理委員会も最後の準備に入った。
多くの選管が投票所での新型インフルエンザ対策に気を配るほか、市長選、市議補選などとの「ダブル選」「トリプル選」となり、混乱防止に腐心する選管も。政権の行方をかけた投開票日まであと1日――。
◆インフル対策
都道府県の中で新型インフルエンザが最も流行している沖縄県。那覇市では52か所の投票所で入場時に手の消毒を呼びかけるほか、職員が随時スプレー式消毒液で記載台を消毒する。
ただし、投票所に詰める職員は基本的にマスクはしない。選管の担当者は「必要以上の対策が有権者の不安をあおってしまい、投票所への足が遠のくようでは困る。職員にはうがいや手洗いを徹底させたい」。体育館での開票作業は約700人で行うが、ここでもマスク着用は検討していない。
東京都調布市でも、市内36か所の投票所にスプレー式消毒液を用意する。市が確保しているのは約400本。使用した分は選挙後に補充する予定だが、市選管は「9月から学校が始まると、感染拡大の可能性が高まり、メーカー在庫がなくならないか心配」と話す。
東京都荒川区では、32か所の投票所の入り口にマスクを置き、自由に取れるようにするという。
◆ダブル・トリプル選
横浜市は中田宏・前市長の辞職を受け、市長選とのダブル選となる。さらに栄、青葉両区では市議補選も重なり、両区の投票所計70か所では衆院選の小選挙区と比例、最高裁判所裁判官の国民審査に加え、市長選、市議補選と計五つの投票箱が並ぶことになる。
7月21日の解散直後は市職員6500人で開票作業にあたる予定だったが、その後、市長選などの実施が決まったため、開票にあたる人員も市職員1000人と市民ボランティアや人材派遣会社の1100人を補充した。
中田前市長は辞任する際、「同日選により約10億円のコスト削減になる」と強調したが、担当者は「計算上はそうだが、現場は準備が大変」と悲鳴を上げる。投票用紙も5色に分け、投票箱や案内板にも用紙と同じ色を使って、交付ミスや投票ミスを防ぐという。
4年前の前回と同様に、県知事選とのダブル選となった茨城県。県選管は「人件費や投開票所の設営費などが節約できる」と歓迎し、約7億円の経費削減を見込む。県議補選も行われる那珂市選管では、投票用紙が5種類になるが、投票所のスペースの関係で投票箱は四つしか置けないため、比例選と国民審査は同じ箱に投票してもらう予定。「混乱を招かないよう細心の注意を払いたい」としている。
群馬県高崎市の産婦人科病院「佐藤病院」で、リラックスしてお産を迎えるための呼吸法教室が行われていた。参加者は約30人。顔を覆い尽くすほど大きなマスクを全員がかけている。
先月22日から、面会、付き添いを制限し、患者にもマスク着用をお願いするなどしている同病院は、年間1800件前後の分娩を扱う。佐藤仁院長(72)は「万が一、院内感染でお産の場が減ってしまったら大変」と、新型インフルエンザ対策に力を入れる理由を話す。
教室に参加していた妊娠9か月の綿貫好美さん(39)は、「小さな子どもがふたりいるので本当に怖い」。妊婦だけでなく、乳幼児も重症化の危険があるといわれるだけに、不安は大きい。
大阪府松原市の「星の光幼稚園」では、登園した園児が必ず通るげた箱付近にサーモグラフィーを設置。子どもが園内に入る前に熱がないかをチェックする。東京・港区の「コンビプラザ品川保育園」では、これまでも登園前の検温を指導してきたが、先月27日からは職員による登園時の検温も徹底している。
同様に重症化の恐れが指摘されているのが慢性腎不全や呼吸器疾患などの持病がある人だ。大勢の患者が一緒に人工透析を受ける「飯田橋鈴木内科」(東京・新宿区)では、ベッドの間隔を広げ、透析患者と他の外来患者の接触を防ぐための動線も用意。「練馬桜台クリニック」(東京・練馬区)では個室の透析室を設けた。
多くの選管が投票所での新型インフルエンザ対策に気を配るほか、市長選、市議補選などとの「ダブル選」「トリプル選」となり、混乱防止に腐心する選管も。政権の行方をかけた投開票日まであと1日――。
◆インフル対策
都道府県の中で新型インフルエンザが最も流行している沖縄県。那覇市では52か所の投票所で入場時に手の消毒を呼びかけるほか、職員が随時スプレー式消毒液で記載台を消毒する。
ただし、投票所に詰める職員は基本的にマスクはしない。選管の担当者は「必要以上の対策が有権者の不安をあおってしまい、投票所への足が遠のくようでは困る。職員にはうがいや手洗いを徹底させたい」。体育館での開票作業は約700人で行うが、ここでもマスク着用は検討していない。
東京都調布市でも、市内36か所の投票所にスプレー式消毒液を用意する。市が確保しているのは約400本。使用した分は選挙後に補充する予定だが、市選管は「9月から学校が始まると、感染拡大の可能性が高まり、メーカー在庫がなくならないか心配」と話す。
東京都荒川区では、32か所の投票所の入り口にマスクを置き、自由に取れるようにするという。
◆ダブル・トリプル選
横浜市は中田宏・前市長の辞職を受け、市長選とのダブル選となる。さらに栄、青葉両区では市議補選も重なり、両区の投票所計70か所では衆院選の小選挙区と比例、最高裁判所裁判官の国民審査に加え、市長選、市議補選と計五つの投票箱が並ぶことになる。
7月21日の解散直後は市職員6500人で開票作業にあたる予定だったが、その後、市長選などの実施が決まったため、開票にあたる人員も市職員1000人と市民ボランティアや人材派遣会社の1100人を補充した。
中田前市長は辞任する際、「同日選により約10億円のコスト削減になる」と強調したが、担当者は「計算上はそうだが、現場は準備が大変」と悲鳴を上げる。投票用紙も5色に分け、投票箱や案内板にも用紙と同じ色を使って、交付ミスや投票ミスを防ぐという。
4年前の前回と同様に、県知事選とのダブル選となった茨城県。県選管は「人件費や投開票所の設営費などが節約できる」と歓迎し、約7億円の経費削減を見込む。県議補選も行われる那珂市選管では、投票用紙が5種類になるが、投票所のスペースの関係で投票箱は四つしか置けないため、比例選と国民審査は同じ箱に投票してもらう予定。「混乱を招かないよう細心の注意を払いたい」としている。
群馬県高崎市の産婦人科病院「佐藤病院」で、リラックスしてお産を迎えるための呼吸法教室が行われていた。参加者は約30人。顔を覆い尽くすほど大きなマスクを全員がかけている。
先月22日から、面会、付き添いを制限し、患者にもマスク着用をお願いするなどしている同病院は、年間1800件前後の分娩を扱う。佐藤仁院長(72)は「万が一、院内感染でお産の場が減ってしまったら大変」と、新型インフルエンザ対策に力を入れる理由を話す。
教室に参加していた妊娠9か月の綿貫好美さん(39)は、「小さな子どもがふたりいるので本当に怖い」。妊婦だけでなく、乳幼児も重症化の危険があるといわれるだけに、不安は大きい。
大阪府松原市の「星の光幼稚園」では、登園した園児が必ず通るげた箱付近にサーモグラフィーを設置。子どもが園内に入る前に熱がないかをチェックする。東京・港区の「コンビプラザ品川保育園」では、これまでも登園前の検温を指導してきたが、先月27日からは職員による登園時の検温も徹底している。
同様に重症化の恐れが指摘されているのが慢性腎不全や呼吸器疾患などの持病がある人だ。大勢の患者が一緒に人工透析を受ける「飯田橋鈴木内科」(東京・新宿区)では、ベッドの間隔を広げ、透析患者と他の外来患者の接触を防ぐための動線も用意。「練馬桜台クリニック」(東京・練馬区)では個室の透析室を設けた。
新型インフルエンザ・・・感染しませんように…
新型インフルエンザのウイルス封じに「万全」はない。だが、流行のピークを迎えると厚生労働省が予測する10月上旬まで、わずか半月。緊張感が高まる中、列島の各地で、様々な対策が講じられている。